朝から会議、会議、会議。今日は一年でおそらく会議の時間がいちばん長いかもしれない日です。とはいってもいろいろと一年の段取りを確かめなければならないので、無駄に長いというわけではもちろんありません。いろんなことが決められ、そしてこの新しい年度がスタートを切ります。

なので「会議は踊る」ということではない。そうではないけれども、歴史のある場面で語られたこの言葉はなんとも、印象的ではあり、会議が続くと思わず思い出すのが「会議は踊る」。決して誰も踊ってはいませんが。

19世紀初頭、ナポレオンス失脚後のヨーロッパの新秩序を建設するために開かれた会議がウィーン会議です。ただ各国の思惑が交錯し、その利害を調整するのは尋常ではなく、ただ毎日その大部分が舞踏会や晩餐会に明け暮れていたということです。

そして呟かれた言葉が「会議は踊る、されど進まず」ということになります。映画にもなり、名作中の名作となっていますね。

ダンス部は今日もウィーン会議とはまったく関係なく踊っております。練習後、午後からは桜の花を愛でようとみんなで佐保川へ出向いたようです。日本国の風流を十分堪能することができたであろうか。